悪質な着物買取業者に依頼した際に起こりやすいトラブルとは
着物買取を依頼する際には、トラブルに注意しなければなりません。悪質な着物買取業者に依頼すると、トラブルに巻き込まれる恐れがあります。トラブルを避けるためには、具体的にどういったトラブルがあるのかを知っておいた方が良いでしょう。では、着物買取に関するトラブルの中でも、よくあるものを紹介していきます。
本来の価値よりも安い額で買い取られてしまう買い叩き
着物買取のトラブルでよくあるのは、安い額で買取されてしまう買い叩きです。業者にとっては、安く買取ができた方が利益が大きくなります。なので、悪質な業者であれば、本来の価値よりも安い査定額を付ける恐れがあります。
買取依頼をする人の中には、着物の価値に詳しくない人も大勢いるでしょう。そのような人が、悪質な業者に足元を見られて、買い叩かれることは決して珍しくないです。また、着物買取業者が、着物の価値を知らずに安い査定額を出して、最終的に買い叩きになってしまうパターンもあります。いずれにしても、買取依頼者が損をすることには違いありません。
査定後に無理やり買取契約を結ばされてしまう押し買い
着物買取は基本的に、査定後に買取契約を結ぶかどうか、依頼者が選べます。しかし、乱暴な着物買取業者の中には、査定をした後に、無理矢理買取契約を結ばせようとするところもあります。それを押し買いといい、査定だけのつもりだったにも関わらず、その場で無理矢理買取契約を結ばされてしまったという例は、決して珍しくありません。
事前に説明されていなかった手数料の請求
着物買取では、買取依頼をする側が、金銭的な負担をしなくても良い場合が多いです。査定料や出張買取の交通費などを、無料に設定している買取業者は数多くあります。しかし、悪質な買取業者の中には、買取契約を結ばなければ、手数料を請求してくるところもあります。もちろん、事前に説明をしていれば、手数料の請求は全く問題ありません。けれど、悪質な業者は、事前に説明されなかった手数料の請求をしてくる恐れがあります。
